健康維持 病気予防

オフィスのノートパソコン作業でストレートネックの危険性が!手の痺れが!

  1. なぜノートパソコンでストレートネックになるのか?
  2. ストレートネックとは?
  3. ストレートネックを予防する対策
  4. 脳科学的に「仕事で疲れない方法」を一つ伝授!
  5. まとめ

◆この記事は、こんな人にお勧め

仕事の大半、ノートパソコンと向き合っている人

最近、首凝りや肩こり、頭痛がひどくなっている

目次

なぜノートパソコンでストレートネックになるのか?

オフィスでノートパソコンに向き合っている姿勢は、写真の通り、良く見かける風景ですよ。

仕事にのめり込むように集中していて、やり手のビジネスパーソンに見えます。

ところがこの姿勢の首を見て、骨を想像して見て下さい。えっ?それ何?想像できないし!はい、分かりました。解説して行きますね。

まず頭の位置です。からだの中心軸からしたら頭が大きく前に出ています。

ノートパソコンの画面をのぞき込むのだから自然とそうなるのです。頭は5kgの重さがあります。

重さのイメージが湧きにくい人は、お店のお米袋や1Lのペットボトル5本を抱えたと想像してみて下さい。

この重さを首と背中で支えています。大物の魚を釣ると竿がたわむように、首の骨7個がアーチ状にたわみます。

アーチ状の橋を想像してみて下さい。さらに、首の負担を軽くしようと、背中の筋肉でも支えようとするのです。

すると背中が丸くなります。

仕事で入力時には、キーボード操作をします。そうすると両肩が前に入って来てしまい、さらに猫背の姿勢になります。

分かりやすく言うと両肩が丸まり、頭が前に落ちて背中が丸くなるのです。猫が相手を威嚇しているときの姿勢に似ています。

猫は普段から四つ足ですから、負担は無いのですが、人間は直立が自然姿勢ですので、軸がズレた重たい頭を日々支えていると、首から背中には多大な負担となる訳です。

ストレートネックとは?

「まっすぐな首」と言うことです。首は本来どんなラインをしているか分かりますか?

おれ、首が短いから茶ずつかな(笑)。

ここで言うラインとは、首の中にある頸椎、つまり上下に並んでいる7つの骨のアライメントのことです。

はい、分かりませんね。アライメントとは、「並び方」のことです。

首の7つの骨の自然なアライメントは、垂直ではなく若干前に膨らむ緩いラインとなります。

つまり、のどぼとけ辺りが前に出て膨らみます。ところが普段のワークで前かがみ姿勢で頭を支えている人の首の骨は、この前への膨らみがなくなり、真っすぐなラインになってしまうのです。

ストレートネックとは「首骨の並び方」から来たレントゲンネームです。

からだは骨だけではありません。

頭を支える筋肉、血管、リンパ管、リンパ節、そして首骨の横からは、首(頚髄と言う神経)から手指に向かう神経の束が出るのです。

ストレートネックによって、この神経の束の一部分が圧迫されたり、挟まれたりします。

これで手の痺れが引き起こされてしまうのです。最近、首凝り、肩こり、頭痛がしてと悩んでいる方、あなたの普段の姿勢が問題です!

下のリンクに分かりやすい画像があります。ご参考に!

https://www.kmw.ac.jp/contents/acupuncturist/straight-neck

ストレートネックを予防する対策

ここまでお読みになった方はもう、お分かりだと思います。頭を天から糸で吊られたような姿勢を保つことに尽きるのです。

しかし、頭でわかっていても、ついつい前のめりになり姿勢が崩れます。そこで、対策です。

①視線を下げない工夫をしましょう! 
 ノートパソコンの下に何か台となるものを考えて下さい。ノートパソコンの画面が高くなると姿勢が正せます。

②体を机から遠ざける。これで頭の位置が戻ってきます。 

③Bluetoothの別売りキーボードを準備し、ノートパソコンの小さなキーボタンを使わない工夫です。

脳科学的に「仕事に疲れない方法」を一つ伝授!

オフィスでパソコンで仕事をしている方、今日やるべき仕事の量を、朝確認しておられると思います。

言わば、今日のタスクだったりノルマですね。

これをやりこなそうと、一生懸命画面に集中し、仕事の進捗状況が気になるところだと思います。

ここで、ひと技、伝授します!
①パソコンの時刻表示を見ない 
②机に時計を置かない 
③オフィスの壁時計は見ない 
この3つを実行してみて下さい。ノートパソコンの右下には小さく時刻が表示されますね。

ここに付箋を張り付けておきましょう。

脳は、一つの事だけに集中させると最高のパフォーマンスを発揮します。

一つのタスクをやりながら、他のタスクを考えたらダメなのです。

これでひとつのタスクに集中するし、結果、そのタスクはいつもより早く終了します。

やってみて下さい!

まとめ

ストレートネックによる健康被害は、じわじわと襲ってきます。会社は責任を取ってくれません。

この記事を読んで、ご自分の仕事の姿勢を工夫して下さい。

今回は以上です。

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