健康維持 病気予防

3回目新型コロナワクチンの「副反応」について、私見です。お役に立てると思います!


・3回目新型コロナワクチンを只今検討中のひと
・2回目新型コロナワクチンで「副反応」が強かったひと
・そもそも、ワクチンの意義を感じていないひと
・ご高齢のひと
・基礎疾患をお持ちのひと
こんな方にこの記事は役に立ちます。

目次

副反応について、なぜ副作用と言わないのでしょう

3回目新型コロナワクチンは、もう済まれましたか?
副反応とはそもそも何でしょうか?そして、もうひとつの重要なことは「なぜ、副作用と言わないのか?」と言うことです。

ワクチン接種後すぐや、数時間、あるいは数日経つ間の多彩(たさい)な症状が、TVやSNSで数多く報告されていますね。

皆さんはこれらの情報を見たり、先のワクチン接種者の体験談を聞いて「怖い怖い」と思っておられると思います。

そこでです。1回目2回目を打たれてどうでしたか?
発熱や腕の痛み、からだの痛み、頭痛などがありましたでしょうか?症状が出たかたは、大変お辛(つら)かったことと思います。

これらの反応を「副反応」と言っています。ですが「副作用」とは言わないのです。

副作用とは、医療現場の治療薬において、薬本来の狙った効果以外の、好ましくないからだの変化のことを言います。

例えば、膝の痛み止めの鎮痛剤は、胃炎(胃を荒らします)を起こしたりします。

この時、鎮痛効果は「主作用」、胃炎は「副作用」と言うのです。

ワクチン接種は、行為は注射を打つので一見医療行為のようであり、位置づけは予防医学となりますので、何か病気を治療している訳ではないのです。ワクチンは治療薬ではありません。

また、これに関連して、副作用と言わない別の局面もあります。

「副作用と認定」してしまうと、そんな副作用が出るようなひどいワクチンを認可した政府の責任問題、つまりは補償問題がでて来てしまうからなのです。

健康被害と言う言葉があります。ご存知ですか?

ワクチン接種に伴って起こりうる、人の生体反応のことを「副反応」と呼んでいます。

もうひとつ、重要なのが「健康被害」と言う概念(がいねん)です。ワクチン接種後に「健康被害」が認定されると、いろいろな段階を経て、政府が保証をしてくれる事案となります。

この「健康被害」に、ワクチン接種後の自分の症状が当てはまると考えて、行動された方がいました。「被害を証明して欲しい」と来られたのです。

この方の場合、発熱・倦怠感・関節痛が5日ほど持続したケースでした。仕事は出来ずにその間、寝た切りでした。ところがなのです。

この「健康被害」とは、ワクチン接種前の状態と大きく懸け離れて、ワクチン接種後、仕事や普通の日常生活に戻れない状態が起こった場合を言います。

例えば、「ワクチン接種後、下半身が麻痺し、寝た切りになった」などを「健康被害」と認定して行きます。

この患者さんには、このことを、詳しくお話させて頂き、ご納得を頂きました。副反応のレベルであったと言う解釈となります。

当院外来での3回目ワクチンの副反応の印象

当院かかりつけの患者さんたちに、今、3回目新型コロナワクチンを接種しています。ワクチン接種後の反応は、そのほとんどの方が、無症状か、これまで聞いてきた程度の副反応で終わっている人ばかりです。

副反応はひとりひとり違います。2回目は39℃超える発熱があったのに、3回目はどうもなかった方や、1・2回目はどうもなかったが、3回目は37.5℃の発熱・倦怠感があった方もいました。

これらの差違(さい)は、どうして起こるのか?は、まだ詳細には分かっていません。おい!そんなことも分かっていないのに、こんなワクチン行政を進めているのか?答えはイエスです。

理由は、極めてシンプルです。「集団免疫」を一早く作り上げないと、流行爆発を押さえ込めないからなのです。

海外の方々のワクチン接種での「副反応の捉え方!」

日本人は、この新型コロナワクチンが始まった時から、先入観的に未知のワクチンは怖いものだとの認識が強くありました。

未知のものですから、それは致し方ないのです。ですが、高齢者や基礎疾患のある方の死亡例などが報道されるに従い、ワクチンの有効性にも目を向けることが次第に出来て行ったのでした。

それまでは、ワクチンの副反応をひたすら心配していました。いっぽうで、海外の方々の副反応の捉え方は、概ね(おおむね)、こうです。

「新型コロナは罹(かか)ると怖い病気だ!コロナから、からだを守るために、ワクチンを打つのだ。小さな注射1本打つだけで、からだに免疫ができる『仕掛け』なのだから、少しは、具合が悪くなってもあたりまえ!」と考えているのです。

「副反応」って英語で何と言うでしょうか?答えは「side reaction」。sideは、そばにあるの意味。Reactionは反応や、手応え、フィードバックなどとも言い換えられます。かなりニュアンスが違って来ますね。

「副反応」を言って来られる当院接種の方々には、「つらかったね。でも、からだは一生懸命免疫作っている証拠だよ!」とお話しています。

本来のワクチン接種は、抗体を高く保つためのものではなく、「抗体の作り出し方」を、からだに記憶させるもの!

多くのワクチン研究者の方々のコメントは、新型コロナワクチン接種後約半年で血中の免疫抗体が半減しているので、追加接種で抗体を再上昇させたいとのことです。

このことをブースター効果と言います。理論は正解です。しかし、人類がこれまでの感染症から、からだを守るために行ってきた種々のワクチンは、「万一、その病気に罹った場合、ワクチン接種をしていると、免疫細胞がすばやく抗体を産生し、血中に流し込み、ウイルスを攻撃する」と言う仕組みでした。

ですから、2回もワクチン接種を行うと、からだが、ウイルスに対して免疫を作り出すこと(抗体を作ること)は、記憶されているはずです。

つまり、ウイルスが侵入してきたら、感染となりますが、からだは抗体をどんどん作り出し、重症化は防げるということです。

これらに関しては、まだ解明されていませんが、従来のワクチンと今回のRNAワクチンとの違いがある可能性は残ります。

そして、あくまで「高い血中抗体値を持ったひとたちで、集団免疫を作り上げる」ことが、感染爆発に対抗する最大手段となるのです。

まとめ

ワクチンの副反応の理解のために、お話を進めてみました。私見ですので、参考程度にして下さい。

ワクチンを接種する・しないも、ご本人の意志でお決めになって結構だと思います。ただ、risk(リスク)がゼロと言うことは、どちらを選んでもありません。

ご自身の中で、両方のriskを想定して見て、ご決断されたらいいでしょう。高齢者さんや基礎疾患保有の方には、私は、お勧めいたしております。

あくまで、ひとからひとへと広がっていきます。責任ある行動を自覚して下さいね。

今回は以上です。

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