・単純に春はウキウキ気分になるひと
・春は何かしら心が和むひと
・春に何かエネルギーが上がってくるひと
・ただ、花見で酒を飲みたいひと
・みんなでワイワイやるのが好きなひと
・とてつもなく大きな夢を持っているひと
この記事は、こんな方に役に立ちます(笑)
目次
桜は、その視覚(見え方)に他の花にない特徴があります!
桜の花の薄ピンク色は、とてもきれいですね。これに文句を言う人はいないと思います。
八重(やえ)桜の名前が表わすように、薄ピンク色の小さな花びらが、八重に九重(ここのえ)に折り重なるように咲き誇ると、ピンクの綿菓子のような、雲のような感じでふわふわと、とてもきれいに見えます。
晴天の青く済んだ空を、天を見上げるように桜の木を見ると、コントラストがより鮮明になりますね。美しいです。
春はそよ風が花を揺らします。いつまでも見ていられる光景です。そよ風にうながされるように、花びらが舞います。
知っていましたか?ツバキの花は、首が落ちるかのようにボトンと落ちます。
桜の花びらが地面に落ちるときは、一枚ずつ、ひらひらと滞空時間がとても長いですね。
地面に落ちそうで、また舞い上がったり、遠くへ飛ばされたり、まさにパラダイスを見ているかのようです。花吹雪です。
桜の花びらが散る場面では、古代から色々な感覚があった!
満開の桜の花、こんな絶景なのに、花びらが落ちるのはもったいないと感じます。これこそが、日本人の「はかなさ」思想なのです。
脳は、安定して持続する状態を好みます。今のまま、そのまま、変化しないことを脳は好むのです。
桜の薄ピンク色の花びらがそよ風に舞うと、「あ~散るのかぁ」の感覚が生まれます。これは、脳くんにとって穏やかではありません。
そのままでいて欲しいからです。しかし、咲いた花はいずれしぼむし、散りゆくのです。
この感覚を「儚さ(はかなさ)」として、古代歌人たちはよく歌に詠んでいます。
儚さの字がまた、これらのことを言い当てています。人の夢と書いて「儚さ」なのです!
ロマンがありますね。さて、古代人は桜にどんな夢を見たのでしょうか?
古代での花見宴会は、秋の豊年祈願のためだった!
古代人にとっての「衣食住」は、生きていくために絶対必要なことでした。
とりわけ、狩猟生活から稲作へ移行した時代には、食材である稲(米)の収穫量が、生死を分ける一大事でした。
稲作は、自然の天候に大きく左右されます。稲の天敵である、イナゴ(稲を食べるバッタ)などの被害も大いなる恐怖だったのです。
台風や干ばつ、稲の病気、害虫ですね。
古代日本人は、春の桜が満開に咲誇った様子に、自分の田んぼの稲が撓わ(たわわ)に実った光景を重ね見たのです!
そして、その感覚を、周りの人たちと思い描きながら、桜の木の下で、飲めや歌えや、踊れやの宴会を催したのです。
つまり、これが予祝(よしゅく)の話となります。予祝では、「ひすいこたろう」さんが有名ですね。わたしもファンのひとりです。
稲の豊年祈願と、桜との関係性!
古代日本人は、「春の桜が満開に咲誇った様子に、自分の田んぼの稲が撓わ(たわわ)に実った光景を重ね見た」と書きました。
秋の祈願なのに春?です。これって普通に「あ~なるほど」ってなりますか?「そう言われて見るとね」てな感じかと思うのです。
わたしもそうでした。しかしです。脳科学的には、これがすごいことになるのです!
★「脳は疑似体験も、リアルに起こったこととして、勘違いする!」これが今回の最重要事項です!
あなたも絶対覚えて下さいね。これを古代日本人は、このような理論ではなく、自然と本能的に分かっていたのです。
ところが、現代日本人が忘れ去って来たことが、コレなのです。ほとんどの人が実践していません。
何をか?→→自分の脳を勘違いさせる方法をです!
脳を勘違いさせると、こんなことが繋(つな)がる!
八重に九重に咲誇った桜の花も、根元は1本の軸です。知っていますか?この軸があるかないかで、植物的には、梅との違いになります。
稲は株をどんどん増やします。その株に十数本の軸が伸びて、沢山の米粒が成長します。米粒は次第に太くなると重くなって行きます。
そして、たわわに実った稲穂(いなほ)は、その重さで下へたれるのです。この光景は農家人(びと)にとって、とても嬉しい光景です。
「実れば実るほど頭(こうべ)を垂(た)れる稲穂かな」は有名なことわざですね。
これは、実力を身につけた人ほど、頭が低く低姿勢であるが、中身がすごいことの意味として使用されます。
背景は、稲の自然現象そのものなのです。
精米したお米をまじまじと見てみましょう。角がちょっと欠けていますね?
これをぼんやりと見ると、桜の花びらに見えてきませんか?
古代日本人は、花見で酒を飲んで盛り上がり、どんな流れで豊作を叶えて行ったのか?
桜の花が咲誇った姿を見て、彼らは「秋の豊作がここにある」と勘違いする!のです。
お酒が入って脳の状態がほんわりとなっているとなおさら、この状態ができやすくなります。
これを専門的には「変性意識状態」と言います。あっ、難しい話はここでは、よしますね。
すると、脳くんは、それをリアルに体験したと勘違いします。
そして脳くんは、体験したことを、既存のこと(当たり前のこと)として処理します。
そして、そのために必要なことは、あと付けで準備させます。
あと付けで準備するとは、あなたに、そうなるための「行動」をさせるのです。
豊作になるための行動です。田植えをし、せっせと雑草を取り、炎天下でも水を管理する毎日の行動(仕事)です。
その結果、当たり前に、秋には豊作がやって来るのです!
これから花見に行く人がいたら、この記事を思い出して下さい!
古代日本人が花見に、桜に、魅せられたのは、現代人でも同じことです。
ただ、大きな違いは、古代日本人は、豊かな食を確保するために、本能的に自然に、自分の脳をうまくコントロールしていたのだと言うことです。
これが、おわかり頂けたら嬉しいです。この能力を私たちは忘れてしまっています。でも、忘れているだけで、能力は残っています。
眠っているだけです。この記事をヒントに、あなたも脳を「再起動」してみて下さい。
目標に向かって頑張っているあなた、あなたの家族、お知り合いにもぜひ、この記事をお届け頂ければ幸いです。
SNSシェア(話題ネタになります)もよろしくお願いいたします。
今回は以上です。 からだプロ
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