・美肌を追求してやまないひと
・肌荒れに悩んでいるひと
・肌の張り、シミに悩んでいるひと
・アトピー性皮膚炎で苦しんでいるひと
・人生をより良くして生きたいひと
この記事はこんな方に役に立ちます!
目次
ヤクルトシロタ株って聞いたことありますか!
ヤクルトシロタ株って聞いたことはありますか?
これは、有名なヤクルトに含まれている、80年以上受け継がれてきた乳酸菌のことです。
なぜ80年かと言いますと、医学博士の代田稔(しろたみのる)博士が、苦労と努力の末に発見し、株式会社ヤクルトによって、80年以上も守り続けられている乳酸菌だからです。
発見者が代田博士だったので、博士の名前を取って「乳酸菌シロタ株」と名付けられました!
しかも、とても大切なことを書きます。
世にある多くの乳酸菌と違い、乳酸菌シロタ株は「日本人のお腹から発見された乳酸菌」であると言うことです。
カスピ海ヨーグルトってどこでしょう?ブルガリアヨーグルトってどこでしょうか?
ね、分かりましたか?!
ヤクルトは当時ビン詰でした!
冒頭の古い写真を良く見て下さい。白黒写真に沢山の人々が写っていますね。
左側の女性たちは、腰に前掛をして何やら洗っています。
数名の女性たちはカメラを意識していますが、他の女性たちは一生懸命洗う作業をしているように見えます。
実は、からだプロが小さいころの昭和30年代は、ヤクルトはガラスのビンに入って届けられていました。
お菓子などない、その頃に、とても美味しいヤクルトは、子供の私にとって、この世のものとは思えないほどの最高の飲み物でした!
ヤクルトのおばちゃんと呼んでいましたが、自転車のかごにヤクルトを入れて運んで来てくれていました。
自転車すらめずらしい時代です。「がちゃがちゃ…」このヤクルトビンの音がどんなに脳みそをかき回したことでしょう!
「あっ!おばちゃんだ!」と外へ飛び出していました。おばちゃんは、「持ってきたよ~!」とにこにこ微笑んでくれていました。
小さな手で「はい、これ空きビン」とおばちゃんに手渡しするのでした。
当時は、冷蔵庫もありませんでした。冷たいヤクルトをぐっと飲み干す幸せは、今でも咽(のど)が覚えています。
「ふっー!おいしい!」
その頃、わが家には、周りよりちょっと早く、白黒TVが入り、夜になると近所の人たちがプロレス中継を見に押し寄せていました。
有名な力道山の試合です。そうです。こうした時代背景で、冒頭の写真は撮られています。
右側の座った男性が、美しいカップで飲んでいるのがヤクルトでしょうか?
ヤクルト・乳酸菌シロタ株の美肌効果!
もう一度冒頭の写真を見て下さい。回収されたヤクルトのビンは、女性たちの手作業で洗われていました。
寒い時も水洗いで、毎日毎日朝から夕方までの長時間の水仕事です。
にもかかわらず、洗っていた女性たちの手は驚くほどなめらかだったのです。なぜだったのでしょうか?
答えは、乳酸菌の発酵代謝産物にありました。
乳酸菌がつくり出す成分が、おなかの中と同じように「天然のバリア」となって肌を守ってくれていたのです。
長時間の水仕事、肌にとってこんな過酷なストレスはありませんよね。
にもかかわらず、彼女たちの手はすべすべでした。
ヤクルトのビン底にわずかに残った液の効果だったのです。ここが、ヤクルトビューティーの幕開けでした!
代田医学博士の「肌」と「腸の粘膜」についての確信!
博士にはある「確信」がありました。
「乳酸菌に腸の粘膜を保護する働きがあるのだから、皮ふの表面も保護するに違いない!」ということです。
腸の中と皮ふは別々の部位ですが、口から食道、胃を通して外の世界とつながっているとの考えです。
これを分かりやすく解説します。口の中は、口腔粘膜と呼ばれるやわらかい粘膜でおおわれています。
粘膜は、表面に粘液がおおって湿っています。これは、咽、食道、胃、腸の粘膜と連続しています。
皆さん、ちょっと唇に触れてみて下さい。唇の表面は、湿っていますか?
この唇の表面とは、赤い色合いをしている唇の部分、そうです、女性が口紅やリップを塗る部分です。
ここは、乾いていますね。唇の赤い部分からさらに外側は鼻やあご、つまり顔の皮ふです!
唇の赤い部分のすぐ裏側は粘膜です。ここは潤っていますよね。
これからわかることは、唇の赤い部分は、粘膜と皮ふとのちょうど境目、移行部なのです。
発生学と言う学問があります。これが明らかに言い当てています。
「皮ふと粘膜は、どちらも『外胚葉』から成る(できあがっている)」と言うことです。
つまり、皮ふ(肌)と粘膜の源流は同じものとなります!
このように、代田博士の確信から、乳酸菌のはたらきを肌に応用する研究が進んで行ったのでした。
粘膜はすべての健康へ繋がる!
粘膜はからだの大切な部分を、おおっています。
胃腸だけでなく、瞼の裏側、鼻の中、耳の中、尿道、膣なども粘膜でおおわれています。
例えば、膣の中にはデーデルライン杆菌と言って、乳酸菌の一種があり、膣のなかを酸性に保ち、外部の雑菌から、膣内環境を守っています。
ひとは、免疫細胞の60%が腸内の粘膜にあると言われています。
腸は、栄養を受け取る部分ですが、外部からのいろいろ有害なものが到達する場所でもあるのです。
食物アレルギーは、この腸内の粘膜のバリアーがおかしくなってしまっていると考えられます。
これらからもわかるように、各臓器の粘膜が正常であると、人間の健康が長く維持されるということにつながるのです。
もちろん、この記事の話題である肌も、健康な肌から美しい肌まで手にいれることが、可能となるのです。
日本人のレジェンド乳酸菌をからだの外からも内からも使うと!
日本人の遺伝子は、ほぼ純粋に受け継がれてきています。その日本人の真の乳酸菌が、乳酸菌シロタ株です。
私たちの願いは、からだを健康にし、人生を楽しむことです。
そのために、毎日の習慣にしたいのは、やはり、腸内環境を整えることです。
腸内の免疫細胞が、ヤクルトの飲用で上昇することも判ってきています。
レジェンド乳酸菌が私たちのからだを、守ってくれるのです。
そして、このシロタ株の乳酸菌のしずくが、あなたのお肌を守ってくれるのも、80年以上の歴史が証明しています。
皮ふと粘膜は同じです。
これらをひとことでまとめると、「お肌は、内側と外側の両方から整える!」と言うことになります。
まとめ
ヤクルト、乳酸菌シロタ株の美肌効果について、書きました。
「言いたいことは分かったわ、それならヤクルトを飲むだけでいいんじゃない?」にお答えします。
腸内環境、免疫細胞を整えて、お肌に良い栄養素を届けたいところです。
ですが残念ながら、角質層を有する皮ふへは、血流だけでは、良い成分を充分には届けられないのです。
また、肌は常に紫外線で攻撃を受けています。だから、外側からも補給してあげて下さい。
もちろん、内側を整えることもお忘れなく!
今回は以上です。
からだプロ