健康維持 病気予防

春のメンタルの乱れは、「意識と工夫」で乗り越える!ここをうまくやらないと「五月病」へと突入する!

・新しく進学、就職があるひと

・仕事は安定だが、からだが重だるいひと

・なにかしら体調がすぐれないひと

・不眠でよく夢を見るひと

・朝からからだが重いひと

この記事は、こんな方に役に立ちます。

目次

春は新学期や進学、就職、あるいは転職など多い季節

春は、人生の中でも節目と考えられるような大きな動きがあります。それまでの生活とは、大きく変わる毎日を送り始めます。

一見、意気揚々(いきようよう)とした感じに包まれながらも、毎日が新しいことへの挑戦みたいな時期です。環境が変わりますね。

学校が変わり、大学キャンパスへ入り、新学年の教室へ入るのです。環境が変わると「人はその環境に順応しよう」とします。

この時に現れて来るのが、からだの順応と、こころの順応なのです。春と言う時期は、冬の寒い環境から暖かい環境への変換点なのです。

季節の変わり目にどんなことが起こっているのか?

私たちは、動物です。しかも、体温がほぼ一定に保たれる恒温(こうおん)動物なのです。

「あなたの体温は、何度か知っていますか?」 とお聞きすると、大抵の日本人は、即お答えくださいます。

これくらいと当たり前に捉えている、体温も実は、からだが、筋肉を動かしたり、内臓を動かしたり、毛穴から熱の放散を調節したりして私たちの体温をほぼ一定に整えてくれている結果です。

この調節は、体温が少しでもあがれば、毛穴から汗や熱を逃がして下げ、体温が下がれば、筋肉を震わせて上げることです。

周囲の気温により、本当に細かく調節をしています。しかも、考えてみて下さい。

これらの調節は、あなたが考えてやっていることでは、ないですよね?

そう、その通り!これを微細にやってくれているのが、「自律(じりつ)神経」なのです。

自律神経はプラスとマイナスの反対方向に働く、2種類の神経からなっています。簡単に捉えるならばアクセルとブレーキです。

自律神経は、こんな風に働いています!

例えば、心臓には、自律神経が上の脳から降りて来ています。これの種類が2種類あります。1交感神経と2副交感神経です。

1と2を合わせて自律神経と言います。1交感神経はアクセル、2副交感神経はブレーキをして、心臓くんに働きます。

どういうことかと言うと、アクセルが強くなると私たちは「動悸」がします。

一方ブレーキが強くなると、心臓は「リラックスしてゆっくり拍動」するのです。 

「そっか!自律神経ってアクセルとブレーキのペアなんだ!」と思って下さい。これが一番、本来の姿に近い解釈(かいしゃく)です。

もうひとつ、例をあげましょう。入試前や発表前など、緊張すると、お腹が痛くなったり、下痢をしてなかったですか?

これも、自律神経の乱れで起こった結果なのです。胃腸は、副交感神経が頑張っている方が、調子よく働いてくれます。

ところが、人生の緊張場面となると、交感神経がぐんと働くのです。胸はドキドキ、息はハァハァとなります。

そして、胃腸症状(腹痛・下痢)が起こります。

冬から春への季節の移り変わりでは、体温調節の切り替えが難しい!

どうして、春先には、調子が悪くなるかと言えば、体温調節してくれている私たちのからだにとって、外気温の変化が激しすぎるからなのです。

朝の気温と昼間の気温が15℃も違う日もあるくらいです。でも、本人としては、何となく暖かくなっていると感じていたりします。

からだは、一生懸命、外気温に負けないように、刻々と体温の調節をしているのです。

調節といっていますが、からだの仕組みを動かすときには、必ず生体のエネルギーが必要となるのです。

外気温の激しい変化に、うっかりしているとからだくんの調節が間に合わなくなってしまっています。

こんな状況が持続すると、メンタルの乱れも起こって来てしまうのです。

「意識と工夫」で、自律神経の乱れを乗り切るには?

まず、ここまで書いてきたことを、理解して下さい。つまり、「なぜ、春はメンタルが乱れやすいのか?」を理解して下さい。

何となく、「みんなが言うからそうなんだろうな」って風の浅い感じではいけません。

別に知らなくてもいいじゃんも、ありですが、「分かって行動するのと、知らないで行動する」のとでは、何倍もの違いが生まれます。

メンタルの乱れは、簡単に言うと「体温調節の乱れ」から派生(はせい)しています。

これが、神経やホルモン、免疫系などへも影響を与えています。さて、それなら、何を意識しましょうか? 

答えは「気温変化に負けない生活様式!」ですね。

それなら、次の行動は? 

答えは「激しい気温変化を調節しているからだくんを応援する行動」となります。むずかしいでしたね。では、具体例を書きます。

  1.  洋服で簡単に脱ぎ着できるものを準備して調節する
  2.  からだを冷やす冷たいものは、まだ、避ける
  3.  からだを温める食品を食べる
  4.  乳酸菌を摂る
  5.  睡眠時間を取る
  6.  ひとつひとつに一喜一憂(いっきいちゆう)しない
  7.  コロナ禍だが、TELなどで友人と情報交換
  8.  下にお勧めするプロテインなどを利用する

などです。お分かりですね!意識しないと、簡単すぎてやらない項目ばかりなのです。

まとめ

春はメンタルの乱れが起こりやすく、症状として気づかなくても、潜在的に起こっていたりします。

ですから、私たちのからだが微細な調節をしつつ、春から夏に向けて準備をしているこの時期が、とても大切です。

この時期に、周りの家族や自分事の忙しさに身を任せるのではなく、自分自身を労わり、内部環境を微細に整えてくれている「からだくん」に感謝して過ごしましょう!

4月から新しい環境へ飛び込もうとしている家族がいらっしゃったら、この記事をぜひ紹介してあげて頂ければ幸いです!

今回は以上です!

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イメージ写真のご提供に感謝です!

Unsplashさん!

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